タイでの駐在生活や現地採用としての経験を積み、いよいよ本帰国が近づいてきた方が気になるタイバーツの日本円への両替。6月7月、そして年末のボーナスシーズンによく話題になる話題。貯めたタイバーツを日本円に両替するタイミングや方法についていつも悩みませんか?
海外送金もいいけど手数料とか手続きがめんどくさそう。日本の受取側の銀行からの資料提出がやっかいだ。
でも「できるだけ損をせずに両替したい」「安全に、そしてスムーズに終わらせたい」
これは誰しもが思うことです。特に大きな金額を扱う場合、わずかなレート差でも数万円以上の差になることもあります。
さらに、両替時の現金の持ち歩きは防犯上のリスクもあり、安心できる両替所の選定や、税関での持ち込み申告などのルールも押さえておく必要があります。
そこで今回は、タイ国内での両替に特化し、最新のおすすめ両替所情報、日本への現金持ち込みの注意点、そして銀行アプリを使った送金方法まで幅広く解説します。私の実体験も記載しておきます。
1. タイで両替するメリットと注意点
メリット
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日本国内で両替するよりもレートが良いケースが多い
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タイの両替所は競争が激しく、良いレートを提供する店が多い
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現金で即受け取り可能(日本円の在庫はかなり多い印象でした)
注意点
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信頼できる両替所を選ばないと、悪質な店で損をするリスクも
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大金の現金持ち歩きは防犯リスクが高い
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日本の税関での持ち込み申告義務があるため、ルールを守る必要がある
2. おすすめの両替所とレート比較
バンコクを中心に人気の両替所は以下の通りです。
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スーパーリッチ(SuperRich)★おすすめです、毎回利用しています
バンコク内に複数店舗あり、特にアソーク、プロンポン駅近くの支店が便利。
非常に良いレートを出し、両替手数料も無料。透明性の高い営業で安心感も大きい。Superrich Thailand : The Best Currency Exchange Rates | Super Rich Thailand -
Vasu Exchange
BTSチットロム駅近くにある有名店。スーパーリッチに匹敵するレートで、観光客に人気。
3. 【実体験】50万バーツを1円=0.2245バーツで両替した話とレート差の影響
私が実際に両替したレートは「1円=0.2245バーツ」、「1バーツ=約4.45円」のタイミングでした。
このレートで50万バーツを両替した場合、50万バーツ ÷0.2245円 = 2,227,171円。
正確には500,635バーツを銀行アプリでの送金と、現金を渡し2,230,000円を受け取りました。
場所は信頼できるスーパーリッチの両替所です。
時間にして待ち時間も含めて10分前後、スムーズでした。
現在のレートとの比較
現在は「1円=0.2230バーツ」(2025年7月11日)で推移しており、これを円に換算すると、
50万バーツ ÷ 0.2230 = 2,242,152円となります。約 15,000円の差額 ですね。
差額の影響
たった0.0015のレート差でも、大きな金額で換算すると1万円以上の違いが生まれます。
この差は為替市場の変動や両替所の設定レートによるものであり、タイミングや店舗選びが非常に重要だと痛感しました。
4. 銀行アプリでタイバーツ両替
最近は銀行のスマホアプリを活用して、タイ国内の銀行口座からスキャンで支払えます。
メリット
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大金の現金を持ち歩かずに済み、防犯面で安心
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両替所に行かず自宅やオフィスで手続き可能(事前予約も可能のよう)
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送金記録が残り、管理がしやすい
注意点
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利用限度額に注意が必要
5. 両替時の防犯対策
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両替は日中、混雑する時間帯に行う
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知名度・評判の良い両替所を利用する
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両替後の現金はすぐにカバンなどにしまう
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一度に大量を持ち歩かず、必要に応じて分散する
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両替証明(レシート)は必ず保管する
6. 日本への持ち込み時の注意点
日本の税関では、外国通貨の持ち込みは「100万円相当額」以上の場合、必ず申告が必要です。
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申告しないと罰則や没収の対象になる可能性があるため、必ず申告を行う
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両替証明や送金記録を手元に用意しておくと安心
7. まとめ
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タイバーツを日本円に両替する際は、両替所のレートを事前に比較し、最新情報を入手すること
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大金の現金持ち歩きは防犯上のリスクが高いため、銀行アプリを活用した送金も検討する価値あり
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両替のタイミングで数万円単位の差が生じることもあるため、じっくり見極める
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日本の税関申告ルールは必ず守り、安全に帰国準備を進める
本帰国やボーナス受け取りのタイミングでタイバーツを日本円に換えるのは大きなイベントですが、この記事を参考に、安心かつお得に両替できるようぜひ活用してください。
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