~五感で感じた未来、世界との出会い、そしてもう一度行きたくなる場所~
ついにこの日が来ました。2025年、世界が注目するビッグイベント――大阪・関西万博が開幕!私はその開幕2日目、まさに熱気冷めやらぬタイミングで足を運ぶことができました。
夢と希望に満ちた未来都市のような空間、世界中の文化やテクノロジーが交錯する体験、そして圧倒的なスケール感。まるで一日限りの“未来旅行”をしたような感覚です。
この記事では、私が実際に歩いて感じたこと、見て驚いたこと、そしてまた行きたいと思った理由を、おすすめパビリオン・産業系の注目展示・大屋根リング・混雑状況・ミャクミャクの魅力などを交えて、じっくりお伝えします。
この本、すごく役に立ちました。
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◆ 世界の叡智が集まる、注目のパビリオンTOP3
1位:サウジアラビア館~静と動が織りなす未来都市体験~
まず、何よりも心を打たれたのがサウジアラビア館。その外観からすでに圧倒されました。巨大なキューブ状の建物は、まるで未来都市からそのまま切り取ってきたような洗練されたフォルム。中に一歩足を踏み入れると、巨大なLEDスクリーンと音響効果により、壮大な砂漠の風景から近未来の都市「NEOM」へと時空を超える旅が始まります。
「ここまで進化しているのかサウジ…!」と感嘆するばかり。石油の国というイメージから、環境技術や観光開発へとシフトする姿勢がビシビシ伝わってきて、まるで未来への野心を間近で見たような感覚でした。
2位:ドイツ館~知的探求心をくすぐる、体験型の学び空間~
ドイツ館は、ある意味で「大人が一番楽しめる」パビリオンかもしれません。入館するとまず目を引くのが、巨大なタッチウォールや体感型インスタレーション。AI、クリーンエネルギー、資源循環、教育…それぞれのテーマに沿った展示は、見る・聴く・触れる・参加するを通して知識が自然と染み込んできます。
特に印象に残ったのは、来場者自身が操作して選択肢を決めるシミュレーション展示。選択によって未来がどう変わるかが可視化され、まるで自分が未来の社会デザイナーになった気分になりました。
3位:アメリカ館~「月の次は火星だ!」NASAが描く夢にワクワク~
「アメリカって、やっぱりスケールが違う」――この言葉が自然と口から漏れたのがアメリカ館です。入館直後から宇宙空間のような暗い通路が続き、そこで目にするのはNASAの宇宙開発や最先端ロボットの映像。
AIや気候変動、次世代モビリティなど、まさに“技術立国”としてのアメリカの本気が感じられる展示に、**ワクワクと同時にちょっと鳥肌も立ちました。**まるで子供のころに戻ったような純粋な「未来ってすごい!」という気持ちが湧き上がりました。
◆ 未来の暮らしを考える。産業系パビリオンもすごかった!
世界のパビリオンが豪華絢爛なのはもちろんですが、実は個人的にはこの「産業系エリア」こそ、万博の核心だと思いました。
● 大阪ヘルスケアパビリオン~命を支える未来医療の最前線~
医療の進化はすごい、というよりも**“ここまで来ているのか…”**と少し恐ろしくなるほど最先端の情報が詰まっていました。特に印象的だったのは「予防医療と個別最適化医療」の展示。
来場者の健康状態をリアルタイムでチェックし、将来の疾患リスクを予測する体験型デモには、思わず息をのみました。将来、病気は“治す”のではなく“予測して防ぐ”時代に突入するのだと確信。高齢化社会の日本にとっても非常に重要なヒントが詰まった空間でした。
● 未来館~地球と人類の未来を考える知の交差点~
環境問題・フードテック・サーキュラーエコノミーなど、地球規模の課題を多角的に紹介していたのが未来館です。
ここではただ展示を眺めるのではなく、自分の価値観を問い直されるような問いが多く、「未来は選びとるものなのだ」と感じさせられました。
● パソナ館~働き方の変革をリアルに体感~
「仕事」に関する展示でここまで惹きつけられるとは思っていませんでした。パソナ館では、AIと人間の共存、リモートワークの進化、都市と田舎の新しい関係性などが紹介され、現代人の誰もが抱える「働き方の悩み」を可視化しています。
未来の職場はオフィスに縛られず、自然と共存しながら働くスタイルへ。ここで描かれていたのは、ただの理想ではなく、すでに一部実現しつつあるリアルなビジョンでした。
◆ 会場の中心に鎮座する「大屋根リング」
万博のシンボルともいえる「大屋根リング」。近づくにつれて、その巨大さ・力強さ・美しさにどんどん圧倒されていきます。リングの下には広場が広がっており、昼間は憩いの場、夜にはプロジェクションマッピングと音楽が融合した幻想的なショータイムが開催され、まるで夢の中の世界にいるような感覚に。
「これが日本が世界に見せる未来の広場か…!」と心の底から感動しました。人々が集まり、笑い、交流するこの空間が、万博の精神を象徴しているように思いました。
◆ ミャクミャクの魅力が止まらない!
そして忘れてはいけないのが、公式キャラクターの**「ミャクミャク」**。一見奇抜なビジュアルなのに、見れば見るほどかわいい。まるで“水の精霊”のような不思議な存在感があります。
会場のあちこちに登場し、子どもたちや海外の観光客に大人気!オフィシャルショップでは、ぬいぐるみ、Tシャツ、文房具、さらにはミャクミャクまんじゅうまで…グッズのバリエーションもすごい。気づけば自分もミャクミャクグッズを両手に持っていました(笑)
◆ 開幕2日目で痛感した「戦略と準備」の必要性
正直なところ、今回の訪問では「事前準備の甘さ」を痛感しました。人気パビリオンや一部施設は完全予約制だったりして、入れなかった場所も…。
スマホアプリの使い方、公式サイトの事前情報チェック、スケジューリング…これらは必須スキルです。今後行く方には、心から「戦略的行動」をおすすめします。私も次回はリベンジ計画を練って行きます!
◆ まとめ:また必ず行きたい!心が未来へ向かう体験
2025年大阪・関西万博は、単なる展示イベントではありませんでした。それは五感で感じる未来体験であり、心の中に希望を灯してくれる空間でした。
世界中の人々が、言葉や文化の壁を超えて一堂に集まり、未来について語り合い、楽しみ、学び合う――そんな貴重な場がこの万博にはあります。
たった1日ではとても足りない。まだまだ見たい、知りたい、感じたい世界が、あの場所には無限に広がっていました。だからこそ、私は声を大にして言いたい。
「また行きたい!」
未来に触れたいすべての人へ、この体験をぜひおすすめします。
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