ソウルで思い切り韓国グルメを楽しみたい。鶏の水炊きが食べたい。美味しいタッカンマリ屋さんを探している。タッカンマリ横丁でおすすめのお店を教えて欲しい。
この記事は韓国旅行で美味しいタッカンマリが食べたいという方に向けて、海外14カ国を旅し韓国グルメにはまっている旅行大好きサラリーマンが記事を書いています。
今回は東大門市場の路地裏にあるタッカンマリ横丁で人気のある老舗「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」をご紹介します。鶏一羽を丸ごと煮込んだダイナミックな水炊きで陳玉華おばあちゃん秘伝の味が絶品です。
元祖タッカンマリは鶏の最強スープ
席に着きビールとタッカンマリをオーダすると、まもなく目の前のコンロにタッカンマリがセットされます。大鍋の中には鳥がまるまる一羽入っていて、一緒にねぎと追加トッピングのじゃがいもがスープと一緒に入って出てきます。見た目はダイナミックです。
火をつけてしばらくすると店員さんがハサミで鶏を一口サイズに小分けにしてくれます。どんどん煮込まれていき、鶏の骨や肉から旨味がじわじわと出ている感じが食欲をそそります。10分ほどぐつぐつ煮立ててお肉に火が通れば完成です。
まずはスープ。あっさりしていますが、鶏の素材の味が凝縮されています。臭みや雑味がなくてシンプルな味わいで旨味とねぎの風味がとても美味しいです。煮込むほど濃くなっていくスープは最高です。少しニンニクを入れるのもおすすめです。
鶏は新鮮な若鶏を毎日仕入れているということで臭みが全くありません。柔らかくてジューシーで美味しいです。部位によって食感や味に違いも楽しめます。じゃがいももスープをよく吸い込み、味が染みて美味しいです。鶏は固くなり、じゃがいもは煮崩れするので煮込みすぎには注意が必要です。
おすすめの美味しい食べ方
まずは何もつけずにそのままのシンプルな味わいを楽しむのがおすすめです。少しだけアクセントにニンニクを入れても美味しいです。
また卓上に特製の赤い味噌や醤油、カラシ、酢が置いてあります。お好みで調合し、鶏に少しつけて食べている方が多かったです。個人的には醤油と酢でポン酢風にして食べるのが美味しかったです。
他のテーブルではセルフサービスのキムチを鍋に入れている人もいました。またトッポギも多くのテーブルで注文されていました。
〆は麺かご飯で迷う
タッカンマリは2人でちょうどいいボリューム感。足りない人には鶏、ネギ、じゃがいもなど追加もできます。
そして美味しいスープがもったいないので、最後は締めに余力を残して欲しいです。今回は麺をチョイスしてみましたが大正解です。平麺がスープをよく吸い込み、つるつると食べられます。絶品でした。
陳玉華ハルメ元祖タッカンマリについて
お店は地下鉄1号線か4号線の東大門駅から徒歩10分以内。9番出口から東大門総合市場を越えたタッカンマリ横丁にあります。3階まである大型店舗であばあさんの看板が目印です。
営業時間は10時30分から。11時に入店しましたが、それからどんどんお客さんがやってきて12時前に満席。食べ終えて外に出ると順番待ちでした。夜も6時ごろに前を通りましたが混雑していました。
店内は地元の常連客も多く賑わっています。観光客も日本人だけでなく、中国人も多かったです。店員さんは火加減や調理など丁寧ですが、少し愛想がありません。
印象的だったのは、ソウルのセレブ風マダム2人組が隣の席で、ニンニクや特製のピリ辛薬味をたっぷりつけて、鶏を豪快に食べていました。韓国女性の美肌はこの鶏のコラーゲンとニンニクが秘訣だと確信しました!
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